家のコト

初心者集まれ! ゼロから始める女子DIY部

すのこ1枚で作れる! 壁掛けマガジンラック

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■DIY初心者におすすめのすのこアレンジに挑戦!

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「ゼロから始める女子DIY部」。今回は、すのこを使った家具作りに挑戦します。
ホームセンターや100円ショップなどで、手頃な価格で手に入れることができるすのこ。
もともと骨組みができているから、少し加工すれば簡単に家具を作ることができる、初心者にもおすすめのアイテムです。

今回は幅85cmのすのこ1枚を使って、マガジンラックを作ります。
使うすのこの大きさは、部屋の広さや収納したい本の厚さに合わせて選びましょう。

at home VOX編集部スタッフが体験してきました。

■壁掛けマガジンラック
【難易度】★★☆☆☆(簡単)
【想定作業時間】約90分
【材料】
・すのこ…1枚
・釘(25mm)…24本
・壁掛け用の金具…2つ
※材料費の合計…約1000円

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■壁掛けマガジンラックの主な作業工程
1.すのこから前板・底板用の板を取り外す
2.前板取り付け部を加工する
3.ワックスで塗装する
4.前板・底板を取り付ける
5.金具を取り付ける

ナビゲーターは、tukuriba店長の掃部関(かもんぜき)さんです!

1.すのこから前板・底板用の板を取り外す

まずは、すのこを分解して、前板と底板用の木材を作ります。
5枚ある板のうち2枚を外して前板と底板にします。

すのこを裏返して、裏側からかなづちで打ち、枠の部分から板を外していきます。
力が必要かと思いきや、意外にも軽くたたくだけでスルっと外れました!
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掃部関さん「かなづちを使うときは、持ち手の下の方を持って、手首のスナップを利かせるのがコツ。打つときは、板に傷がつかないように端材をあてた上から打つといいですよ」

外した板に付いている釘を取り除きます。
裏面に飛び出ている釘をかなづちで打ち、表面から釘抜きでてこの原理を使って抜きます。
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2.前板取り付け部を加工する

飛び出した部分の木材(すのこのゲタ)を、のこぎりやジグソーを使ってカットします。
カットした木材の一部は、マガジンラックの仕切りに再利用するため、12cmの長さに切っておきます。
長さは使うすのこの大きさや、前板を取り付ける位置の好みで決めてください。
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12cmにカットした木材を、すのこのゲタの部分に取り付けます。
釘打ちする前に下穴を開け、接着剤を併用すると強度があがります。
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掃部関さん「木材を重ねることで前板と本体の間にスペースがあき、厚みのある雑誌も収納できるようになります」

3.ワックスで塗装する

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すのこ本体と前板・底板にワックスを塗ります。
今回作るのは、壁掛け式のマガジンラックなので、裏面は塗らなくても大丈夫です。

掃部関さん「全体を塗ったあとに、いらない布を使って表面を拭きましょう。余分なワックスが付いたままだと、残りの作業をするときに手や服を汚す原因になるので、このひと手間が大切です」

4. 前板・底板を取り付ける

前板と底板をそれぞれ釘で固定します。
それぞれ下穴をあけ、接着剤を併用して取り付けましょう。
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掃部関さん「前板を取り付けるときは、工程2で取り付けた12cm木材の釘とぶつからないように、釘の位置をずらすようにしましょう」

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5.金具を取り付ける

壁にかける用の金具を取り付けます。

掃部関さん「マスキングテープで木材に金具を仮どめして作業するといいですよ」

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左右2カ所に金具をつけたら、完成です!
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DIYしてみた感想は……。
「すのこの板を外して別の部分に取り付ける作業が、パズルみたいで楽しい! 次はすのこを複数枚使うアレンジにも挑戦したいです」

湿気対策や水回りに使うイメージが強いすのこも、少しの工夫でおしゃれな収納家具に変身! 組み合わせ次第で自分の部屋にぴったりの大きさの棚が簡単に作れるので、DIY初心者の方もぜひ挑戦してみてください。

  • 取材協力

    tukuriba本店
    東京都世田谷区瀬田2-32-14
    玉川高島屋S・Cガーデンアイランド1F
    営業時間:10:00〜20:00
    TEL:03-6870-3636
    FAX:03-6870-3535
    http://www.tukuriba.jp/

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